●(A33) 祖國獨逸 そこくどいつ 〇ふけたるまよなかすさべるかせの

 表題:祖國獨逸
 読み:そこくどいつ

 収録:(A)最新同聲合唱曲集 若狭萬次郎編 共益商社 1929(S.4).7.24=初 ◎Copy=(K40)

 記譜:混声四部合唱(伴奏なし) イ短調 4/4

 インチピット:ミ|ララドド|ミラシミ|ミラ

 曲:メンデルスゾーン,フェリックス(Mendelssohn, Felix)(1809-1847)[ドイツ]
 原曲:ドイツ(Deutschland)Op.88-5
 詞:犬童球渓


[詞] ※最新同聲合唱曲集より

1.更けたる眞夜中荒(すさ)べる風の 絶間にひびくは 祖国の歌調(しらべ)
  我友勇め援助(たすけ)の軍勢(いくさ)は間近に來れり
  守れや我友矢玉は盡くとも刀は折るとも 守りに守れ此の砦

2.衛守(まもり)の兵士(つはもの)勇み國勇み 援助の軍勢の來るを待てば
  歌ごゑひびく祖国の歌調(しらべ)の祖國の歌調の
  勇めや我友山なす屍(かばね)も川なす血汐も 恐れず守れ此城を


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